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インタビューNo.1 斎藤悠輔さん

 

獨協大学4年生。2012年の10月に学生居酒屋を立ち上げる。

2014年5月に世界一周にでる。

 

◎世界一周をしようと思ったキッカケ

学生生活をもっと充実したものにする、そんな思いを持ち大学入学当初からさまざまな活動を行いました。そこであるとき大学の世界一志友に所属する先輩に誘われたことがキッカケでもともと興味を持っていた海外に対する気持ちが強くなり、世界一周をすることをを決めました。

「世界の家庭料理巡り」をテーマにした理由は学生居酒屋を経営していて、うまくいかない時期がありました。そのときになんとか実家に帰って冷蔵庫を開けるとたくさんのご飯が入っていて決まった時間にご飯が出てくることに感動し、ありがたみを感じました。

そこで自分のキャリアに合わせてを「世界の家庭料理巡り」テーマに活動を始めました。

 

 

◎言葉などの不安点はどうしていたか

僕は、語学力・土地を覚える能力・人に話しかける勇気といった旅で必要とされる能力はありませんでした。特に英語はTOEIC350点で話すのが苦手でした。やはり語学力があればスムーズに会話ができたと思うところもありましたが、言語だけでなくても表情やジェスチャーを用いることでお互いの伝えたいことが通じ合うことができました。最初は、初めての海外で不安だらけでしたが、だんだんと現地の方の温かさに触れ合え、お互いのことが通じ合うことができて楽しいと思えることが多くなりました。

 

 

◎日本から離れて気づいたこと

最初にアメリカに行った頃自分がちっぽけな存在だと思い、自分が嫌いになりました。それまでは自分に自信があったし、ビジョンさえあれば何でもできると思っていたし、学生生活でやりたかったことをぜんぶできたと思っていました。しかし、まったく言語も伝わらないし、常識も伝わらない。誰も知り合いはいない。東京ならどこかに行きたいと思っても簡単に行けた。今までやりたいことができていたのは日本という国に守られてきた。さらに、自分の周りの人たちに守られていたそのことに実感しました。

 

 

◎世界一周で学んだこと

計画性の大切さ、人に恩返しする、自分でじぶんのことができるように働く。日本で生活しているうちは、いかに自分のことができてないということに気づいていませんでした。世界一周することで自分が丸裸にされ自分の本質に気づき、時には自己嫌悪に陥いったりしましたが、自分のいい部分も分かり、特に自分のダメな部分に気づけたことがすごく良かった。

 

 

◎現地の人と触れ合えて良かったこと

現地の人のあたたかさに触れ合えたことはもちろん。さらに現地の人と友達になることで、今後その人たちに会いに行くために海外に行ったりもできることが今後の楽しみにもなります。さらに僕は日本の文化が好きな学生や日本語を勉強している学生と友達になったので、今後は日本に遊びにきたり、留学に来てくれたりする機会があるので次は日本でも再会できるのが楽しみです。その時は僕がもてなす側なので頑張ります。

 

 

◎今後のこと将来の夢

世界一周してやりたいことがたくさんできましたが、まずは世界一周前にやりたかったこと世界一周のゴールとして、多くの人から実際に学び、応援してもらったので多国籍料理のお店を開きたいと思います。

さらに今までは日本でのビジネスしか考えられませんでしたが、世界一周をしてから世界でビジネスしていくという視点が養われました。そこで一番やりたいこと、自分の使命感が強いのは日本食という文化を正しい手段で世界に広めていくことだと考えています。『食』をテーマに旅をして日本食はまだまだ未発達な分野であるから日本人として世界で戦いたいなと思います。それは僕ならできるなと思っています。

 

 

◎学生へのメッセージ

なんでやりたいことができないのか、それは本当にビジョンが自分の熱意のあるものなのか、だれかに共感を得られるものなのか、だれかっていうものが具体的にあるのかなどを見つめ直す必要があると思います。そして現在とビジョンの差が遠すぎてしまうことがあるので今の自分のビジョンに近づけていくために細かく予定や目標を立てることが大切だと思います。

 

一度きりの学生生活なので自分のやりたいことをやってほしいですね。それが学生でしかできないことであればなおさらやってほしい。僕自身、最高の学生生活をプロデュースするということを理念に居酒屋経営を行ったり、世界一周も自分が行ったらどうなるんだろうなとかそういうふわっとした考えから実現させました。そこから、世界は自分たちが思っている以上にワクワクしているものがあり、やりたいことがふえていきます。海外行くと自分の生活するのにベストなのは違う国かもしれません。

最高の学生生活を送るためにも自分のやりたいことにどん欲になってほしいです。

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